【能力は不要】マルチタスクの本当の意味とマルチタスクができない人への対処法

どもー二郎です(^o^)

毎日お仕事お疲れ様です!

仕事をしていると「効率を上げろ!」とかもっと「生産性を高めろ!」とか言われることが多いです

仕事のできる人はあたかも同時並行で進んでいるかのように複数の仕事をこなしていて、かつ残業も少なかったりします

そういった人は自分のタスク管理方法を知っていて上手にマルチタスクを使って効率の良い働き方をしています

誰でも真似ができて上手なマルチタスクの使い方を会得するにはそれなりの経験が必要になってきます

そこで今回はマルチタスクの本当の意味とマルチタスクができない人のための対処法をご紹介します

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マルチタスクの本当の意味

マルチタスクの本当の意味

社会に出るとよく耳にするマルチタスクとは、そもそもどういう意味なのでしょうか?

マルチタスクの意味は「2つ以上のことを同時にこなすこと」というという意味でマルチタスクタスクを理解している方が多いですが半分正解で半分間違いです

Wikiでマルチタスクの意味を調べてみるとこのような記載があります

マルチタスク (multitasking) とは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することをいう。
Wikiリンクマルチタスク (心理学)

ここからマルチタスクには2つの意味があることがわかります

  • ①複数の作業を同時に実行すること
  • ②短期的に並行して切り替えながら実行すること

①複数の作業を同時に実行することの意味

1つめの複数の作業を同時に実行することは単純なことを行う場合にのみできるマルチタスクです

例えばテレビを見ながら、指の体操をするとかウォーキングしながら歌を歌う等であれば同時に複数の作業を実行することは可能です

しかし食器の洗い物と掃除を同時並行するのは物理的に難しいです

実際の仕事でもそうだと思いますが、2つ以上の仕事を同時に実行するのは難しいのでマルチタスクの意味として若干ずれています

②短期的に並行して切り替えながら実行することの意味

2つめの短期的に並行して切り替えながら実行することは、難易度の高い仕事でもできるマルチタスクです

例えば、洗濯機が洗濯をしている間に掃除をするとか、お風呂を沸かしている間に食器の洗い物をするのは主婦なら誰でもやっていますし、物理的に実現可能です

実際の仕事の場合もAという仕事を上司にチェックしてもらっている間にBという仕事に取り掛かる等、短期的に並行して切り替えながら実行することはありえます

なぜだか2つ以上のことを同時にやることというのがマルチタスクの意味として浸透してしまっていますが、本来のマルチタスクの意味としては短期的に並行して切り替えながら実行する意味のマルチタスクが正しいです

マルチタスクができない人の特徴

マルチタスクができない人の特徴としては上述の2つのマルチタスクの意味に関係しています

マルチタスクができない人の特徴①

マルチタスクができない人の特徴としてマルチタスクを、①の「複数の作業を同時に実行すること」と捉えてしまっている場合です

複数の作業を同時に実行することは簡単なことであれば可能ですが、実際の仕事の場面では発揮できるタイミングがなかなかありません

実際の仕事でこの考え方でマルチタスクをしようとすると、人間は同時に2つのことはできないので思考が停止してしまい結果作業により時間がかかってしまいます

マルチタスクができない人の特徴②

もう1つのマルチタスクができない人の特徴として、②の「短期的に並行して切り替えながら実行すること」と分かっていながらも、自分の持っているタスクをどのように進めれば効率よく実行することができるのかを考えずに進めてしまっている場合です

実際の仕事の場面でのマルチタスクは、タスクに発生する様々な与件を整理し、優先順位をつけて頭を切り替えながら行っていく必要があります

これができないと結局優先度の低い仕事をいつまでもしていたり、次のタスクに移るべきタイミングでタスクの切り替えができないため結果的に作業に時間がかかってしまいます

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能力不要!マルチタスクができない人への対処法

マルチタスクができない人がマルチタスクをできるようになるには特別は能力は必要ありません

仕事の優先順位と、タスクの与件整理ができていないのが原因なのでこれさえ克服できればマルチタスクが簡単にできるようになります

しかしいきなり仕事でこのようなマルチタスクの考え方を実践して成功するのはハードルが高いです

そこでマルチタスクができない人のためにまずは自宅でできる簡単なことからマルチタスクを体感していく対処法をご紹介します

自宅で料理をするだけでマルチタスクができない人ができるようになる

マルチタスクができない人のための自宅でできる簡単な対処法はズバリ「自宅で料理をすることです」

「は?なんで料理なんかせなあかんねん」と思う方もいると思いますが料理がマルチタスクの対処法になる理由を書いていきます

例)生姜焼き定食を作る場合

例えばあなたが生姜焼き定食を作るとします

生姜焼き定食はご飯・生姜焼き・味噌汁のメニューです

この生姜焼き定食を作って食べることをゴールとした時に、タスクに落とし込んでいくと以下のような作業が発生すると思います

生姜焼きを作る時に発生するタスク

■生姜焼きを作るタスク
 →肉を切る/生姜焼きのタレを作る/焼く

■味噌汁を作るタスク
 →豆腐を切る/お湯を沸かす/味噌を溶かす

■お米を炊く
 →お米を研ぐ/お米を炊く

タスクを整理して優先順位をつける

タスクを分解したら発生する全てのタスクを整理し、時間がかかるものから始められるように優先順位をつけていきます

この中で物理的に時間がかかるのは、お米を炊くことです(30分程度)

次に味噌汁を作ること、最後に生姜焼きをつくることに時間がかかります

このように優先順位をつけたらあとはマルチタスクで「短期的に並行して切り替えながら実行」するのみです

私だったら以下のようにマルチタスクを進めていきます

お米を炊く

お湯を沸かす

豆腐を切る

肉を切る

生姜焼きのタレを作る

お湯が湧いたら豆腐を入れ味噌を溶かす

生姜焼きを焼く

お米が炊ける

全てを盛り付ける

このように料理といえど、きちんとタスクを整理して上手にマルチタスクを使えればお米が炊きあがる30分の間に全ての料理が完成している状態になります

今回は簡単な例でしたが、手順や工程が難しい料理に挑戦する場合もきちんとマルチタスクを意識して料理を作れるようになれば仕事にもこの感覚が活かされてくるようになってきます(^o^)

まとめ

マルチタスクには2つの意味がある!

本当のマルチタスクは「短期的に並行して切り替えながら実行すること」

マルチタスクができない人はタスクの整理と優先順位がつけられていない!

マルチタスクができない人へ対処法は料理をすること!

料理を効率よくできるようになればマルチタスクの感覚が養える!

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